アーセナル、セットプレーで新たな強み アルテタ監督「すべてにおいて“王”でありたい」

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、セットプレーからの得点増加に触れ、チームの進化を強調した。イギリスのメディア『BBC』が報じたところによると、アルテタ監督が指揮を執ってからのアーセナルは、フリーキックやコーナーキックなどのセットプレーを重要な得点源として活用しており、特に昨シーズンからはその傾向が顕著となっている。
セットプレーコーチであるニコラ・ジョバー氏の指導が実を結び、アーセナルは昨シーズン以降、コーナーキックから「22」得点を記録。この攻撃面での進化が、チームの成績にも好影響を与えている。先日のマンチェスター・ユナイテッド戦では、アーセナルが2つのコーナーキックから得点を挙げて勝利を収め、解説者や元選手から高い評価を受けた。
特に、元ブルガリア代表FWのディミタール・ベルバトフ氏は、アーセナルのセットプレーを絶賛し、「アーセナルは新たなストーク・シティだ!」と驚きを表明。かつてストーク・シティはロングスローやセットプレーを武器に強力な攻撃を展開していたが、ベルバトフ氏はその強さをアーセナルにも見出している。
ストーク・シティは、2008年から2013年にかけてトニー・ピューリス元監督のもと、セットプレーからの得点がリーグ戦合計で「188」ゴール中、43.1%にあたる「81」ゴールを占めるなど、その強力なセットプレー戦術で注目を集めていた。
アルテタ監督は、ベルバトフ氏のコメントを「褒め言葉」と受け止め、「私たちはすべてにおいて“キング”でありたい」と述べ、自信を表明。セットプレーを含む多様な得点パターンに自信を持ち、アーセナルのプレースタイルの進化を象徴している。
監督はさらに、「セットプレー、ハイプレス、オープンスペースでの攻撃において世界一でありたい。そして、もちろんスタジアムの最高の雰囲気も重要だ」と語り、タイトル奪還を目指す意気込みを改めて表明。過去20年間において、アーセナルは得点力不足やビッグゲームでの勝利に課題を抱えていたが、今季はその改善に成功し、21年ぶりのリーグ制覇を目指している。
現在、アーセナルは首位リヴァプールに勝ち点「7」の差で迫っており、8日には敵地でフルアムと対戦する。

