渡辺恒雄氏死去、巨人の発展に尽力した球界の重鎮
読売新聞グループ本社の渡辺恒雄氏が98歳で死去。巨人オーナーとして球界発展に尽力し、日本一奪回の強い意志を示していました。

読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏(98)が19日午前2時、肺炎により東京都内の病院で死去しました。渡辺氏は、巨人のオーナーとしても長年にわたり球団を支え、日本球界の発展に尽力してきました。
渡辺氏は今年3月、車いす姿で「第32回燦燦会総会」に出席し、巨人の日本一奪回への強い思いを語っていました。今季、巨人は4年ぶりにリーグ優勝を果たし、日本一奪回の期待が高まりましたが、クライマックスシリーズでDeNAに敗退しました。渡辺氏は、日本一を強く願い、祝賀会のメッセージにもその想いを込めていました。
渡辺氏は1926年に東京都で生まれ、東大文学部を卒業後、1950年に読売新聞社に入社。政治部長、論説委員長を経て、1991年に社長、2002年には読売新聞グループ本社の社長・主筆に就任し、さらに球団経営にも関与。1996年には読売巨人軍のオーナーに就任し、その影響力を発揮しました。
渡辺氏は、政財界に広範な人脈を築き、「ナベツネ」の愛称で親しまれ、2007年にはカンヌ国際広告祭で「メディアパーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

