MLB、佐々木朗希投手のポスティングに際してロッテを調査 低額譲渡金に潜む懸念とは
MLBが佐々木朗希投手のポスティング承認前にロッテ球団を調査。低額譲渡金が引き金となり、一部で裏金疑惑が浮上したが不正は確認されず。

ロッテからロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定した佐々木朗希投手(23)のポスティングシステムに関し、承認前にMLB(メジャーリーグ機構)がロッテ球団に対して調査を行っていたことが、1月19日(日本時間)に複数の米国メディアによって報じられた。
米国の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、「ロッテが昨年12月、佐々木投手を正式にポスティングした際、MLBはこれを承認する前に調査を実施した」という。ロサンゼルス・タイムズの記者ジャック・ハリス氏は「調査は規約が遵守されているかを確認するためであり、複数の関係者へのインタビューが行われた」と報じている。
この調査の主な対象は佐々木投手本人ではなく、ロッテ球団に焦点を当てたものであったとされる。佐々木投手は「25歳ルール」に基づき、MLB移籍時に発生する譲渡金が制限される対象となる。そのため、譲渡金が比較的低額であることから、一部のリーグ関係者の間では「裏金が支払われている可能性」に対する懸念が生じたとされる。
結果として、MLBは「調査で不正行為は発見されなかった」と結論づけた。一方で、佐々木投手と移籍先であるドジャースの間で「秘密の合意があったのではないか」との憶測が広がっており、これに対して代理人であるワッサーマンのジョエル・ウルフ氏が「根拠のない噂」として強く否定した。
今後も佐々木投手の活躍が注目される一方、MLB内での規約遵守や透明性への意識が改めて問われる機会となった。

