イチロー氏、MLB殿堂入りへ―過去の実績に基づく評価と現実

イチロー氏は、MLB野球殿堂入りが確実視されており、その成績はWARの指標で評価されている。彼の打撃力と守備力が殿堂入りに繋がった。
イチロー氏、MLB殿堂入りへ―過去の実績に基づく評価と現実

21日(日本時間22日)に発表されるMLBの野球殿堂入り選手の中で、日本の至宝イチロー氏の選出はほぼ確実とされている。イチロー氏は、マリナーズでの会長付き特別補佐兼インストラクターとして現在も活躍しており、その成績はMLBにおける数々の記録を更新した。

MLB公式のマイク・ペトリエロ記者は、殿堂入り選手の基準として「WAR」を挙げ、その平均が50~70であると説明。この指標に基づくと、イチロー氏のWARは「57.5」で歴代136位に位置しており、特に突出した数字ではない。しかし、イチロー氏が持つ成績やインパクトは他の選手たちとは一線を画しており、27歳からメジャーに挑戦した点を考慮すれば“普通レベル”とは言えない。

イチロー氏は米通算3089安打、打率.311、509盗塁を記録し、ゴールドグラブ賞を10年連続で獲得するなど、その実力を証明した。また、2004年にはMLB史上最多となる262安打を達成するなど、特に打撃面での圧倒的なパフォーマンスが注目される。だが、イチロー氏と同じようにメジャー挑戦時に年齢が遅かった松井秀喜氏は、殿堂入りの道を断たれた。

松井氏は、ワールドシリーズでMVPを獲得するなど、ヤンキース時代の活躍が光るが、メジャーの成績に基づく評価で資格取得初年度で殿堂入りを逃した。一方、イチロー氏は走攻守すべてにおいてMLBに衝撃を与え、その後の影響力も大きい。資格取得初年度で殿堂入りを確実視されるイチロー氏の業績は、他の日本選手と比べて、まさに異次元のレベルと言える。

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