ヤンキースに不安の影…スタントンがキャンプ離脱、「開幕出場」も不透明に

ヤンキースの指名打者ジャンカルロ・スタントン(35)が、スプリングトレーニングを離れニューヨークに戻ったことが明らかになりました。複数の米メディアが24日(日本時間25日)に報じています。
アーロン・ブーン監督は「彼がニューヨークにいることは確かだが、個人的な事情なので詳細は明かせない」とコメント。チームはフロリダ州タンパで調整を続けていますが、スタントンの復帰時期は未定で、「できれば近いうちに」と慎重な姿勢を見せています。
スタントンは以前から両ヒジに炎症を抱えており、2月中旬には約1か月間バットを振っていないことを明らかにしていました。ブーン監督はプレーへの即時の影響を否定していますが、一部メディアではヒジの精密検査の可能性が取り沙汰されており、状況は不透明です。
地元紙「ニューヨークポスト」は「ヤンキースはスタントンを無理に開幕戦に間に合わせるより、長期的な視点で休養を与え、完全回復を目指す方針かもしれない」と分析。「開幕戦での出場が難しい場合もある」との見方も示されています。
昨オフ、アーロン・ジャッジとともに強力打線を支えたフアン・ソトがメッツへ移籍したことで、既に戦力ダウンが懸念されるヤンキース。スタントンは過去4年連続で20本塁打以上を記録しており、昨季は114試合に出場し27本塁打、72打点を挙げるなど主力として活躍しました。特にア・リーグ優勝決定シリーズでは4本塁打を放ちMVPにも輝くなど、チームにとって欠かせない存在です。
もしスタントンが開幕に間に合わなければ、今季のヤンキースにとって大きな痛手となるでしょう。ワールドシリーズ進出を狙う名門球団に、暗雲が立ち込め始めています。

