DeNA、バウアーの2度目の日本復帰で描く“金のなる木”戦略 投手としてだけでなくビジネス面でも期待

DeNA復帰のトレバー・バウアーが投手としてだけでなくビジネス面でも球団を牽引。グッズ販売やYouTube活用で新たな価値創出を目指す戦略を解説。
DeNA、バウアーの2度目の日本復帰で描く“金のなる木”戦略 投手としてだけでなくビジネス面でも期待

DeNAに2シーズンぶりに復帰したトレバー・バウアー(34)が、球団にとって単なるエース以上の存在であることが明らかに。2月27日に来日し、翌日には二軍練習に合流。「何でも聞いて」と若手選手たちに語りかけるなど、すでにチームに溶け込み始めています。

昨季はメキシカンリーグで10勝無敗と圧倒的な成績を残し、年間最優秀投手賞を獲得。アリゾナ州でのトレーニングで体を絞り込んだバウアーは、今回の日本復帰に際して「想像以上の歓迎を受けた」と感動を隠せない様子です。三浦大輔監督も開幕第2戦(中日戦)での先発を視野に入れており、前回在籍時と同じく柱としての活躍が期待されています。

契約内容は登板イニング数に応じて追加報酬が発生する形で、バウアー自身も多くの試合に出場したい意向を持っています。そのため、三浦監督は中4日での先発起用も示唆しており、早期に戦力として計算できる体制を整える構えです。しかし、彼の価値はマウンド上だけではありません。

前回のDeNA在籍時には、球団が特例的にバウアーの個人YouTubeチャンネル運営を許可。その結果、ファン層が大幅に拡大し、レプリカユニフォームや名前入りタオルなどのグッズ販売が好調でした。さらに、超強気な価格設定ながら個人ファンクラブも成功を収め、VIPコースでは年間220万円という高額プランにもかかわらず多くの会員を集めた実績があります。

今回、球団はさらなるビジネスチャンスを見据えています。バウアーのYouTubeチャンネルは英語版・日本語版合わせて約126万人の登録者を抱える一方で、球団公式チャンネルの登録者数は約39万人と伸び悩んでいます。そこで、球団公式チャンネル内にバウアー専用のコーナーを設けるプランが浮上。ライト層を取り込むことで再生回数の増加とブランド価値の向上を目指しています。

こうした取り組みを通じて、バウアーは投手としてだけでなく、球団ビジネス全体を牽引する「金のなる木」として再び注目を集めそうです。

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