ヤンキースのエース、ゲリット・コールがトミー・ジョン手術で今季絶望 チームに暗雲

ニューヨーク・ヤンキースのエース右腕、ゲリット・コール投手が日本時間12日にトミー・ジョン手術を受けることが球団から発表された。この結果、コールは今シーズン全休が確定し、復帰は早くても来季後半戦になる見込みだ。34歳のコールは昨季、8勝5敗、防御率3.41という成績を残し、チームのポストシーズン進出に大きく貢献したが、右ひじの故障が再び影を落とすこととなった。
コールは自身のSNSを通じて、「ヤンキースのユニフォームを着てニューヨークにワールドシリーズ優勝をもたらすことが私の夢であり、その思いは今も変わらない」とコメント。さらに、「専門家たちが手術を勧めてくれた。アスリートとして受け入れたくないニュースだが、キャリアを次のステップへ進めるために必要な決断だ」と心境を語った。トミー・ジョン手術からの復帰には通常12~18ヶ月を要するため、来季開幕への合流も厳しい状況にある。
一方で、ヤンキースは打撃陣でも深刻な問題を抱えている。昨年のア・リーグ優勝決定シリーズでMVPに輝いたジャンカルロ・スタントン選手が両ひじのトラブルにより開幕出場が危ぶまれていることが明らかに。大砲とエースの同時離脱は、チームにとって大きな痛手となる。特に昨季はドジャースに一歩及ばず、2009年以来の世界一奪還を逃しただけに、今後の戦略が問われる局面を迎えた。
ヤンキースの指揮官は「我々は困難な時期を迎えているが、若い選手たちの成長と残る主力選手の活躍に期待したい」と前向きなコメントを残しているものの、ファンの間では不安が広がっている。コールとスタントンの不在をどうカバーするかが、今後の鍵となりそうだ。

