シュタイナー氏、ハースF1との訴訟を調停で解決 全ての請求を取り下げ 

元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナー氏が、古巣との訴訟を調停で解決。2025年シーズンに向けて新体制を整えたハースは、新車「VF-25」を公開し再スタートを切る。
シュタイナー氏、ハースF1との訴訟を調停で解決 全ての請求を取り下げ 

元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナー氏が、古巣であるハース・フォーミュラLLCに対する訴訟を取り下げたことが明らかになった。メクレンバーグ郡高等裁判所の書簡によると、任意の調停手続きが行われ、28時間36分後に双方が合意に達したという。 

昨年4月、シュタイナー氏は契約更新が行なわれなかったことや、金銭的な支払いが未解決であるとしてハースを提訴。訴えの中で彼は、「アメリカにおけるF1人気の急成長とハースF1の成功には、自身の貢献が大きく寄与した」と主張し、「自分がいなければ、現代のアメリカでハースF1もF1自体も存在しなかっただろう」と述べていた。また、契約終了後もチームが彼の名前や肖像を使用していた点も問題視していた。 

しかし、今回の調停により全ての争点が解決。シュタイナー氏は全ての請求を取り下げ、ハース側も声明を発表。「ハース・フォーフォーミュラLLCは、ギュンター・シュタイナー氏と係争を解決できたことを嬉しく思う。今後、両者が互いの成功を願い、この件についてこれ以上コメントすることはない」と記した。 

シュタイナー氏は2014年にハースF1のチーム代表に就任し、2024年に小松礼雄新体制へ移行するまでその職を務めた。在任中、彼は2018年にチームをコンストラクターズランキング5位へと導くなど、大きな功績を残した。また、Netflixの『Drive to Survive』では率直な物言いとリーダーシップでファンから高い支持を得た。一方で、その後の数シーズンは結果が低迷し、2023年まで最下位に沈んでいた。 

ハースは2025年シーズンに向けてエステバン・オコンとオリバー・ベアマンという新しいドライバーラインアップを発表。2月18日にはロンドンで新車「VF-25」のカラーリングを公開しており、新たな体制での巻き返しを目指している。 

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