横綱土俵入りで一部ファンの“異質な振る舞い”に批判相次ぐ 豊昇龍の場面で不快感広がる
豊昇龍の土俵入り中に一部ファンの奇声が波紋を呼ぶ。伝統を重んじる大相撲での迷惑行為に批判の声が相次いでいます。

大相撲三月場所九日目(17日、大阪・エディオンアリーナ)の横綱・豊昇龍の土俵入り中に、一部ファンの奇声が注目を集め、物議を醸している。東の花道から登場した豊昇龍が土俵手前に差し掛かると、会場内に「ほーうしょーうりゅー」と長々と響く男性の声が流れ、多くの観客が困惑する様子を見せた。
この声は、豊昇龍が雲竜型の土俵入りを行う際も繰り返され、他の観客が威勢良く「よいしょ!」と掛け声を送る中で、明らかに浮いた存在となった。SNS上では「つまみ出せ」「自分に酔ってるだけ」「空気読めないのか」などと厳しい批判が殺到。また、「他の観客や選手への配慮がない」「注意すべきだ」といった意見も多く見られた。
一方で、豊昇龍自身はこの日の結びの一番で前頭四枚目・一山本に敗れ、4つ目の黒星を喫した。逆転で受けたすくい投げによる敗戦は、3つ目の金星配給となり、昭和以降では稀な記録となった。さらに翌日には右肘関節や頚椎の負傷により休場を届け出、新横綱として1986年の双羽黒以来となる不名誉な事態を迎えた。
今回の騒動は、伝統ある大相撲の雰囲気を壊す行為として大きな議論を呼び起こしており、今後の観戦マナーについて改めて考えるきっかけともなりそうだ。

