山本由伸、4回2失点で修正力発揮「調子を上げられた」

ドジャースの山本由伸がオープン戦で4回2失点の投球。初回の乱調から修正し、3者連続三振や2イニング連続の三者凡退を記録。開幕マウンドへ向け順調に調整。
山本由伸、4回2失点で修正力発揮「調子を上げられた」

ドジャースの山本由伸投手(26)が4日(日本時間5日)、レッズ戦でオープン戦3度目の先発マウンドに上がり、4回を2失点でまとめた。初回は先頭打者に三塁打を許し、続く打者にも適時打を浴びるなど2失点を喫したものの、その後は徐々に調子を上げ、3者連続三振や2イニング連続の三者凡退を記録する安定感を見せた。 

立ち上がりは課題が目立った。初回、先頭打者のフリードルに直球を捉えられ三塁線を破られる痛恨の出だし。さらに1死三塁からデラクルーズに左前適時打、ヘイズには高めのカーブを中堅フェンス直撃の適時三塁打とされるなど、制球に苦しんだ。しかし、フレイリーを二直に打ち取り併殺を完成させ、追加点を防いだことは大きな収穫となった。 

2回以降は持ち直し、低めへの制球が安定。特に3回はスプリットフィンガーを効果的に使い、3者連続三振を奪う圧巻のピッチングを披露。4回もスプリットと内角直球を駆使して三者凡退に抑え、2イニング連続で無安打に封じた。直球の球速は94~96マイル(約151~154キロ)を計測し、力強さは健在。ただ、極度の乾燥状態だったこともあり、変化球の精度に一時的なばらつきが見られた。それでも試合を重ねるごとに調整力を示しており、開幕に向けて順調な仕上がりぶりがうかがえた。 

試合後、山本は「2回、3回と調子を上げられて、テンポよく投げられたのは良かった」とコメント。「対バッターとの感覚をしっかりつかんで次に繋げたい」と語り、さらなる向上を目指す姿勢を示した。また、「おそらくもう1試合登板して公式戦に入る」と話し、東京ドームでの開幕マウンドへ向けた準備を進める考えを明かした。ロバーツ監督も「4イニングをしっかり投げてくれた」と評価し、チームとして山本への信頼を深めている様子だった。 

今後もオープン戦を通じて最終調整を進める山本。その成長過程と開幕戦での活躍が、ファンにとって大きな期待となっている。

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