今永昇太の4回降板が物議!日米で異なる評価と監督采配の真意

メジャーリーグ開幕戦が18日、東京ドームで行われ、カブスの先発・今永昇太(31)は大谷翔平(30)を含む打線を無安打に抑える好投を見せたものの、69球で4回終了時に交代。その後、チームは逆転負けを喫し、この交代が日米で議論を呼んでいる。カウンセル監督(54)は「70球が目安」と説明したが、日本のファンからは批判的な声が相次ぎ、一方で米地元メディアや一部ファンは理解を示す意見も見られた。
試合序盤から緊張感のある投球を続けた今永は、「無失点」を最優先に据えたプランのもと、4回まで無安打無失点の快投を見せた。しかし、四球が4つと制球面での課題もあり、球数が増加。カウンセル監督は「まだシーズン序盤であり、フィジカル的に完全な状態ではない」と判断し、予定通りの降板を決断した。ただ、後続のベン・ブラウン投手が逆転を許し、結果的に交代が裏目に出た形となった。
日本ではSNSを中心に「なぜ今永を交代させたのか」「せめて5回まで投げさせるべきだった」といった批判が相次いだ。一方で、シカゴの地元スポーツ放送局「マーキースポーツネットワーク」やカブス専門サイト「ブリ―チャーネーション」は、この采配を擁護する記事を掲載。特に「ブリ―チャーネーション」は、「開幕戦は通常より2週間早く、選手を無理に使うのはリスクが高い」と指摘し、監督の決定を支持するコメントを集めた。また、米ファンからは「今永はローテーションの柱。健康第一を考えるべきだ」との意見が多く寄せられた。
今永自身は試合後に「ストレートには手応えがあった」と前向きなコメントを残し、次の登板に向けて意欲を示した。昨季、メジャー1年目で15勝3敗、防御率2.91という成績を残した彼にとって、今回の結果は悔しいものとなったが、シーズン全体を見据えた成長へのステップと捉えている様子だ。
日米の野球文化や考え方の違いが浮き彫りとなったこの一件。果たして今後のカブスの起用法や今永の活躍がどのように展開するか、注目されるところだ。

