前田健太、タイガースで中継ぎとして新たな挑戦へ ヒンチ監督が高評価

タイガースの前田健太投手(36)が今季、救援投手としてシーズンをスタートすることが明らかになった。A・J・ヒンチ監督(50)は21日(日本時間22日)、この決定を明かし、前田に対して高い評価を示した。
ヒンチ監督は「我々は前田と話し合い、開幕に向けてブルペンからの登板が最適だと判断した」とコメント。キャンプ中にフロリダとサンフランシスコでの調整登板を予定しており、中継ぎとしての役割に備える計画を立てているという。昨季は先発から中継ぎに転じた経験を持つ前田だが、監督は彼のパフォーマンスを称賛。「春のキャンプでは素晴らしいピッチングを見せていた。速球もスプリットも良かった」と語り、特に四球を抑え三振を奪う安定感を強調した。
一方で、前田自身もオフシーズンを通じてコンディションを向上させる取り組みを行っており、その成果がキャンプでの成績に表れていると指摘された。監督は「彼には重要なイニングで投げるチャンスがある。控えや単なるロングリリーフではない」と信頼を寄せ、前田の貢献を期待している。
移籍初年度となった昨季は、17試合に先発し12試合で中継ぎとして登板。防御率6.09と結果が伴わなかったものの、今春のオープン戦では好調を維持していた。最初の3登板では8回2/3を投げ、6安打3失点ながら14奪三振を記録。しかし、ヤンキース戦では初回に3本塁打を浴びるなど課題も残したほか、「胃の不調」により登板回避する場面もあった。
前田にとっては新たな役割への挑戦となるが、監督の信頼と自身の努力を武器に、チームにとって不可欠な存在を目指す構えだ。

