来季FA市場を巡る争奪戦、阪神・近本光司と巨人・岡本和真の動向に注目

2024年のプロ野球オフシーズン、阪神と巨人の間での選手争奪戦が再び激化する見込みだ。今オフに阪神から国内FA権を行使した大山悠輔(29)は、巨人との争奪戦の末、阪神に残留することが決まった。しかし、この決着も束の間、来季もFA権取得を控える目玉選手が登場する。阪神の近本光司(30)がその代表格だ。
近本は入団1年目から6年連続で120試合以上に出場し、通算打率.290、168盗塁を記録。盗塁王5回、最多安打1回、ゴールデングラブ賞4回を獲得した実力派リードオフマンであり、阪神は近本に対して引き留めのための大型契約を提示する方向で交渉を進めている。
現在、近本の年俸は3億2000万円で、来季のFA権を見越して、阪神は彼を引き留めるために年俸5億円の契約を提示する可能性があるとされている。FA宣言すれば、巨人をはじめとした他球団による争奪戦は必至であり、特に巨人は今季主に丸佳浩が務めていた1番打者を固定するために、近本の獲得を熱望している。
一方、巨人の主砲・岡本和真(28)の動向にも注目が集まっている。岡本は来オフにポスティングによるメジャー挑戦を視野に入れているが、巨人がこれを認めるかは不透明だ。ポスティングは球団が承認しない限り申請できないため、交渉が難航すれば岡本がFA権を行使する可能性もあり、その場合、巨人は岡本を放出するか、引き留めるための交渉に入ることが予想される。
岡本は奈良県出身で、幼少期から阪神ファンとして知られており、仮に巨人との交渉が決裂すれば、阪神からのアプローチがあるかもしれないという見方もある。特に阪神ファンからの支持を受けており、阪神が本気で獲得に動けば、岡本の心が揺れる可能性もある。
来季のFA市場は、近本や岡本の動向を巡る争奪戦が注目される中、さらに複雑な展開を迎えそうだ。両選手の去就によって、来季のプロ野球は一層盛り上がることだろう。

