「岡本が一塁、キャベッジが右翼」阿部監督が新布陣を明言 守備重視の戦略でリーグ連覇へ 

阿部監督が新布陣を発表。岡本を一塁、キャベッジを右翼に配置し守備重視の戦略を採用。那覇キャンプで若手とベテランの競争を経てチーム力を高め、リーグ連覇を目指す構え。
「岡本が一塁、キャベッジが右翼」阿部監督が新布陣を明言 守備重視の戦略でリーグ連覇へ 

巨人は25日、1軍那覇キャンプを打ち上げ、阿部慎之助監督(45)が新シーズンに向けた布陣構想を明らかにした。宮崎と沖縄での約1か月間のキャンプを通じて主力選手の適性や若手の競争を見極めた結果、新外国人キャベッジを右翼に固定し、岡本和真(26)を一塁で起用する方針を示した。この決定には、守備力やチームバランスを重視した阿部監督の采配が色濃く反映されている。

当初、一塁候補として期待されていたキャベッジだが、24日のロッテ戦(那覇)では初回にゴロを足に当て失策するなど、慣れないポジションでの課題が浮き彫りとなった。「ナイスシュートしてたからね。膝で。早めに見られて良かったよ」と語った阿部監督は、キャベッジを右翼に専念させる決断を下し、本人にもその旨を伝えた。一方で、岡本は「昨日のキャベッジの守備を見たら僕がファーストだなと思いました」と自ら進言。昨年一塁でゴールデン・グラブ賞を獲得した実績もあり、高い守備技術を持つ彼を一塁に据えることで「投手は助かるよ」と指揮官も信頼を寄せている。

外野陣については、中堅にヘルナンデス、左翼に丸佳浩(34)という基本布陣が固まりつつある中、右翼にキャベッジが加わることで守備の安定感が向上すると期待される。しかし、若手選手たちのサバイバルレースは依然として厳しい状況が続く。萩尾、佐々木、山瀬の計5選手が2軍降格を命じられる中、「大事なのは守備。守れないと使えない」という阿部監督の方針のもと、浅野、オコエ、岡田ら若手外野手たちの課題が浮き彫りとなった。特に守備面での強化が求められる彼らにとって、残されたチャンスは多くない。

ベテラン選手たちの存在感も際立っている。今年は2年ぶりにS班を設け、調整を一任された坂本勇人(35)や中山俊丈(38)らが抜群の仕上がりを見せ、若手選手たちに強い刺激を与えた。練習量を徹底的に重視し「見てるよ、俺は」と常に目を光らせていた阿部監督も、キャンプを通じてチーム全体の成長を感じ取っている様子だ。

開幕まで残り15試合。ドジャース戦やカブス戦といった強豪との対戦を含む実戦を経て、さらなる競争が繰り広げられる。「引き続きいい競争してもらって、チーム力を上げて開幕を迎えられるように」と語る阿部監督の下、新たな布陣で臨む巨人がリーグ連覇&13年ぶりの日本一を目指す戦いが始まる。

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