サウジ総合娯楽庁長官、井上尚弥の12月リヤド世界戦に中谷潤人を希望

サウジアラビア総合娯楽庁長官のトゥルキ・アルシェイク氏が7日(日本時間8日)、米スポーツ専門局ESPNのインタビューに応じ、プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31=大橋)の12月にリヤドで予定される世界戦の対戦相手として、WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)を希望していることを明かした。
ESPNのマイク・コッピンガー記者から「誰との試合が見たいか」と問われたアルシェイク氏は、「日本のチャンピオンとの対戦が見たい」とコメント。記者が「ナカタニ?」と確認すると、「ええ、これがいい」と答えた。
井上の所属する大橋ジムの大橋秀行会長(59)は、中谷との対戦を来年に計画していることを示唆しているが、アルシェイク氏は「もし実現しなければ、ほかの素晴らしい試合の可能性もある」とし、別の対戦相手の選択肢も示唆した。
一方、大橋会長は井上が12月の「リヤド・シーズン」でWBA世界フェザー級王者・ニック・ボール(27=英国)への挑戦を計画していることを明かしている。井上が日本男子初の5階級制覇を達成した後、スーパーバンタム級に戻り、来年春には東京ドームで中谷との“日本人対決”が実現する可能性もある。
今年、日本とサウジアラビアは外交関係樹立70周年を迎えており、両国政府はさまざまな周年事業を展開中。アルシェイク氏は「今年は日本とサウジの75年に渡る関係を祝う。12月には大規模なイベントを開催する」と述べ、井上の世界戦が両国の架け橋となることに期待を寄せた。
現在のプロ戦績は井上が29戦29勝(26KO)、中谷が29戦29勝(22KO)、ボールが22戦21勝(12KO)1分け。

