二所ノ関部屋の風紀崩壊問題 未成年飲酒や不適切行為の実態が明らかに

二所ノ関部屋で未成年飲酒や力士同士の不適切行為が行われていたことが「週刊新潮」の報道で明らかに。動画には肛門に酒瓶を突っ込む行為や酔いつぶれた力士の姿が記録され、親方の監督不行き届きが指摘されている。相撲界全体の風紀改善が求められる中、二所ノ関親方の対応が注目される。
二所ノ関部屋の風紀崩壊問題 未成年飲酒や不適切行為の実態が明らかに

元横綱・稀勢の里が率いる二所ノ関部屋で、未成年飲酒や力士同士の不適切行為が行われていたことが「週刊新潮」の報道により明らかになりました。親方として角界の期待を背負う二所ノ関親方ですが、その指導体制に疑問が投げかけられる事態となっています。

2022年の九州場所の際に撮影されたとされる動画には、二所ノ関部屋所属の力士たちによる乱痴気騒ぎが記録されています。その中でも特に衝撃的なシーンでは、貴正道(22)が服を脱ぎ、友風(30)と麒麟龍(23)によって肛門に酒瓶を押し込まれる様子が映し出されています。この行為に対し、貴正道は「痛い! 痛い!」と叫びながらのたうち回り、周囲の力士たちは腹を抱えて笑っています。その後、友風はさらに酒瓶から酒を貴正道に流し込み、貴正道は満面の笑みでグッドサインを示しています。

また別の動画では、当時未成年だった床山(とこやま)が貴正道に対して同様の行為を行う場面も確認されています。周囲の力士たちは大爆笑しており、制止する様子は見られません。さらに、酔いつぶれた力士が床に小便を漏らした跡が「水たまり」として残る写真も存在します。

「週刊新潮」はこれらの動画や写真を基に、二所ノ関親方に事実確認を求めました。しかし、親方は電話取材に対し、「あっ……ちょっと分からないので、また話します」「すみません」と回答し、詳細について把握していないことを示唆しました。

昨年4月には、二所ノ関部屋の大の里(24)による未成年力士への飲酒強要事件が報じられています。当時、大の里は風呂場で未成年力士に無理やり酒を飲ませ、酔いつぶれた力士を見て大笑いしていたといいます。今回の動画も、こうした問題行動の一環と見るのが自然でしょう。

相撲界では長年にわたり、パワハラやイジメ、未成年飲酒などが問題視されてきました。しかし、今回のような不祥事が依然として発生していることは、親方や日本相撲協会の監督責任が問われるべきだと指摘されています。「稽古は週に3日で、相撲部屋の体を成していない」との声もある中、二所ノ関部屋の運営体制が根本的に見直される必要があるかもしれません。

「週刊新潮」は2月20日発売号で、二所ノ関部屋における風紀崩壊の詳細をさらに深掘りしています。また、過去に報じられた悪質なアルコールハラスメント(アルハラ)の問題についても再注目されています。相撲界全体の風紀改善が求められる中、二所ノ関親方がどのように対応するのかが注目されます。

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