阪神ドラ3・木下里都、恩師が語る期待と社会人時代の悔しさ

阪神タイガースの2025年シーズンに向けて、ドラフト3位で指名された木下里都投手(23=KMGホールディングス)が母校の福岡大野球場で自主トレーニングを公開した。キャッチボールやランニング、立ち投げなどを行い、約2時間の練習を終えた木下は「年末もやっていましたし、昨日もやったので順調だと思います」と満足げな表情を浮かべた。
木下は「年男」を迎える今年の抱負として、「一皮むける!!」と力強く語り、「年男を信じて何かいいことがあればいいなと。ひと回りもふた回りも成長するぞ!って感じです」と意気込みを示した。
一方、木下の社会人時代の監督であり、本紙評論家の加藤伸一氏(59)は木下に関する驚きのエピソードを明かした。2024年の都市対抗野球では先発として登板したものの、4回2/3を投げて4安打3失点で降板。その後、悔しさからグラブを叩きつけた姿にスカウトが引いてしまったという。しかし、加藤氏は「阪神は3位で指名してくれました。人気球団でファンも多いですし、ヤジも飛ぶ。みんなから応援してもらえる選手になってほしいですね」と、木下への期待を込めた。
木下は福岡舞鶴高時代に内野手としてプレーしていたが、大学1年の夏に投手に転向。その後、最速156キロを誇る直球を武器に成長を遂げた。加藤氏は「身体能力は本当にすごい。チームで一番足が速くてバネもある。持って生まれたもの、腕も脚も長くて。どちらに転ぶかは分からないけど、ひょっとしたらすごい投手になるかもしれません」とその潜在能力に期待を寄せている。
木下は社会人時代の悔しい経験を胸に、プロでの活躍を目指している。今後の成長に注目が集まる。

