イチロー氏、岩瀬仁紀氏、掛布雅之氏らが野球殿堂入りに決定 イチロー氏は得票率92.6%で満票逃す

野球殿堂博物館は1月16日、2025年の野球殿堂入り者を発表しました。競技者表彰プレーヤー部門では、オリックスやマリナーズなどで日米通算4367安打を記録したイチロー氏(51、本名・鈴木一朗)と、中日の守護神としてプロ野球最多記録である通算407セーブを達成した岩瀬仁紀氏(50)が選出されました。
さらに、競技者表彰のエキスパート部門では、通算349本塁打を放ち「ミスタータイガース」として親しまれた掛布雅之氏(69)が選ばれました。また、特別表彰部門では、元セ・リーグ審判部長の富沢宏哉氏(93)が殿堂入りを果たしました。
イチロー氏の殿堂入り
史上初の満票が期待されたイチロー氏は、有効得票数349票のうち323票を獲得し、得票率92.6%で殿堂入り。候補1年目での選出は2018年の松井秀喜氏、金本知憲氏以来、史上7人目となります。また、得票率90%超での殿堂入りは今回で13人目となり、候補1年目としては1960年のスタルヒン(97.3%)、1994年の王貞治(93.2%)に次いで3番目に高い数字を記録しました。
岩瀬氏と掛布氏の選出
候補2年目で殿堂入りを果たした岩瀬氏は、有効得票数349票のうち308票を獲得し、得票率88.3%。昨年は当選に必要な票数に34票届きませんでしたが、今回ついにその座を掴みました。
一方、掛布氏は昨年わずか2票差で殿堂入りを逃していましたが、今年は有効得票数145票のうち111票を獲得し、得票率76.6%でエキスパート部門から殿堂入りとなりました。
特別表彰の富沢氏
特別表彰では、プロ野球の審判として歴史的な功績を残した富沢氏が選出。野球経験がない中で1955年にセ・リーグ審判部に入局し、通算3775試合に出場。59年の天覧試合や77年の王貞治氏の756号本塁打達成試合で重要な役割を果たしました。
今年の殿堂入りは競技者表彰で3名、特別表彰で1名が選ばれ、これで競技者表彰の殿堂入り者は通算106人、特別表彰は通算115人となりました。

